【FP3級の勉強06】教育資金について(過去問あり)

FP

こんにちは。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、人生の三大資金の「教育資金」について勉強しましょう!
過去問では0~2問程度の出題ですね。

教育資金の計画

教育資金の計画には
①貯金
②学資保険(こども保険)
③教育ローン
④奨学金制度

などがあります。

学資保険(こども保険)

生命保険会社や損害保険会社が販売している学資保険。
この保険は、子供の教育資金を準備するための貯蓄機能と親が万が一亡くなったときなどに、以降の保険料が免除される保険機能を兼ねています。
注意点は、中途解約をした場合に解約返戻金が既払込保険料の総額を下回ることも多いです。
貯金が苦手な人は学資保険に加入がおすすめですね。

教育ローン

住宅ローンのように教育資金もローンがあります。
①公的な日本政策金融公庫の教育ローン
②民間の金融機関の教育ローン

日本政策金融公庫の「教育一般貸付」の概要日本政策金融公庫HP
金利…固定
融資限度額…学生1人につき350万円
(一部学生のみ)1人につき450万円
返済期間…最長18年
取扱金融機関…日本政策金融公庫
その他…世帯の年収制限あり(こどもの数により異なる)。在学中は元金据え置きで利息のみの支払も可能。

奨学金制度

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金が代表的です。
その内、
①給付型奨学金(給付型)
②第一種奨学金(貸与型)
③第二種奨学金(貸与型)
があります。

給付型奨学金

住民税非課税世帯や児童養護施設退所者等一定の基準を満たす学生に給付される。

第一種奨学金

貸付・無利息
学業優秀で経済的理由で修業困難な学生に貸与される。
在学中、卒業後も無利息。

第二種奨学金

貸付・有利息
在学中は無利息だが卒業後に利息が付く。

過去問をやってみよう

2024.01(5)

日本学生支援機構の奨学金と日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は、重複して利用することができる。
○か×か?


正解…〇

2023.05(5)

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)の使途は、入学金や授業料な
どの学校納付金に限られ、受験費用や在学のために必要となる住居費用などに利用す
ることはできない。
○か×か?


正解…×

2023.01(5)

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は、返済期間が最長18年であ
り、在学期間中は利息のみの返済とすることができる。
○か×か?


正解…〇

2022.05(5)

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)の融資金利には、固定金利と
変動金利があり、利用者はいずれかを選択することができる。
○か×か?


正解…×

2022.01(5)

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)において、融資の対象となる
学校は、中学校、高等学校、大学、大学院等の小学校卒業以上の者を対象とする教育
施設である。
○か×か?


正解…×

2021.09(5)

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は、日本学生支援機構の奨学
金制度と重複して利用することができない。
○か×か?


正解…×

2021.05(5)

日本学生支援機構の奨学金(貸与型)のうち、第一種奨学金は利子が付かない。
○か×か?


正解…〇

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