【FP3級の勉強14】生命保険について(過去問あり)

FP

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当ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、私的保険のうち生命保険について勉強していきましょう。

生命保険の保険料の仕組み

前回も登場しましたが、保険料は、3つの予定基礎率に基づいて算出されます。

予定死亡率

統計に基づいて性別や年齢別に死亡者数を予測し算出した死亡率
例えば、若い人は死亡の確立が低いため同じ保障内容でも若い人の方が保険料は安くなる。

予定利率

加入者から払い込まれた保険料の予定の運用利回りが予定利率
例えば、予定利率(運用利回り)が高ければ保険料は安くなる。

予定事業費率

保険会社が事業を営むために必要な予定額を算出するのに用いるのが予定事業費率
例えば、予定事業費率が高ければ保険料も高くなる。

保険料の構成

保険料は保険会社が支払う保険金に充てる「純保険料」と保険会社の事業用の費用に充てられる「付加保険料」の合計である。

契約者貸付制度

生命保険の契約者が一時的に保険会社からお金を借りることができる制度。
借入額は解約返戻金の一定範囲内から受けることができる。

払済保険

払済保険とは、現在契約している保険の保障期間はそのままで、保険料の支払いをやめること。そうすると将来の保障時にもらう保険金額は減ります。

契約転換制度

既存の保険契約を利用して新しい保険に乗り換えることです。
転換時の年齢に寄りますが、医師の診断が必要になります。
また、保険料率の計算は転換時の年齢にて計算されます。

過去問を解いてみよう!

2024.01(36)

生命保険の保険料は、純保険料および付加保険料で構成されており、このうち付加保険料は、(   )に基づいて計算される。
1) 予定利率
2) 予定死亡率
3) 予定事業費率
正解は…


3)

2023.01(36)

生命保険契約の契約者は、契約者貸付制度を利用することにより、契約している生命保険の(   )の一定の範囲内で保険会社から貸付を受けることができる。
1) 既払込保険料総額
2) 解約返戻金額
3) 死亡保険金額
正解は…


2)

2022.09(6)

生命保険の保険料は、純保険料および付加保険料で構成されているが、このうち純保険料は、予定利率および予定死亡率に基づいて計算される。
〇か×か?


正解:〇

2022.05(6)

払済保険とは、一般に、現在加入している生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金を基に、元契約の保険金額を変えずに一時払いの定期保険に変更する制度である。
〇か×か?


正解:×

2022.05(37)

契約転換制度により、現在加入している生命保険契約を新たな契約に転換する場合、転換後契約の保険料は、( ① )の年齢に応じた保険料率により算出され、転換時において告知等をする必要が( ② )。
1) ① 転換前契約の加入時 ② ない
2) ① 転換時 ② ない
3) ① 転換時 ② ある
正解は…


3)

2022.01(6)

契約転換制度により、現在加入している生命保険契約を新たな契約に転換する場合、転換後契約の保険料は、転換前契約の加入時の年齢に応じた保険料率により算出される。
〇か×か?


正解:×

2021.09(36)

生命保険の保険料は、純保険料および付加保険料で構成されているが、このうち付加保険料は、(   )に基づいて計算される。
1) 予定死亡率
2) 予定利率
3) 予定事業費率
正解は…


3)

2021.05(7)

払済保険とは、一般に、保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金を基に、元契約の保険金額を変えずに一時払いの定期保険に変更する制度である。
〇か×か?


正解:×

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