こんにちは。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、固定期間選択型を選んでる人の当初固定期間(2,3,5,10年等金融機関により異なる)が終了したときに注意しておきたいことをご紹介します。
当初固定期間が終了したあとはどうなる?
当初固定期間が終了した後は金融機関で次の短期固定期間または変動金利を選択します。
何も選択しない場合は変動金利になります。
次に選ぶのはどの短期固定期間がいいか?
これは答えはなく各世帯のライフステージの現在位置によって変わります。
例えば、
・子供が大学に通っているとき
・近い将来退職金など全額返済できる時期が来る
などのときは短期固定の中でも短めの(金利を抑えている)ものを選ぶ(2~5年等)
・子供がいない、まだ子供が小さいとき
・家計的に余裕がある
などのときは短期固定でも中期位の(少し金利が高くなるが安定した)ものを選ぶ(5~15年等)
参考:みずほ銀行の固定金利選択型の金利一覧
答えが出せないときは信頼できるファイナンシャルプランナーに相談してもいいかもしれません。
※信頼できないFPの特徴は、保険、金融商品などを上手に売ろうとしてきます。(個人的見解です)
これをきっかけにライフプランの見直しや、家計管理の見直しをするとさらに良いですね。
余談ですが、
現在の状況もですが、将来の漠然として見えない不安がライフプランと家計管理を行うことで見える化して安心に変わるので、自分は家計管理大好きです笑
金利優遇の幅が当初より悪くなることが多いから必ず見直す
住宅ローンの金利は、「基準金利」から「金利優遇」の幅を差し引いて「適用金利」という金利で返済額を計算します。こちらは別でまとめていますのでご覧ください。【住宅ローン】自分の選んだ金利の優遇幅を知っていますか?
確認の仕方は、住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)の契約書類の中に記載していると思います。
チラシなどには「当初期間優遇型」「全期間優遇型」などの言い方で書いています。
●「当初期間優遇型」は、借入れの初期に金利優遇幅が大きくなっています。一定期間後、金利優遇幅は縮小します。要は、返済額が高くなります。
●「全期間優遇型」は、借入れの間はずっと同じ金利優遇幅となります。
短期固定選択型の住宅ローンを組んでいる人は、「当初期間優遇型」で契約をしている人が非常に多いため、当初優遇期間が終了すると、優遇幅が悪くなり、同じ金利(基準金利)を選んでも返済額は上がりますし、金利が上がったときはさらに返済額は増えていくという契約になっています。
しかし、あきらめるのはまだ早いです。
優遇幅については金融機関と交渉の余地があると思いますのでぜひ行ってください。
それでも交渉がうまくいかないとき用に別の金融機関で借り換えも検討することも選択肢の一つにいれておくのも良いかと思います。
参考:【住宅ローン】借り換えるのは金利差が何%からがお得なのか
銀行は携帯会社などと一緒で、新規の人にしか優しくしてくれないですよね。
自分の家計を守るのは自分しかいません。将来の数十万から100万円以上が変わる分かれ道です。行動しましょう!
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