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当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、住宅ローンの繰上げ返済のメリットデメリットをお伝えします。
繰上げ返済とは?
繰上げ返済とは、当初借りた額の元金の一部または全部を前倒して返済することです。
住宅ローンは毎月決まった額の元金と利息を金融機関に支払っているのですが、前倒しして元金部分を返済するので将来発生予定だった利息を払わなくてよくなります。
繰上げ返済は「期間短縮型」と「支払額軽減型」があります。
「期間短縮型」とは
「期間短縮型」は、繰上げ返済をする際に期間を短縮する方法です。
直近の将来の元金をまとめて返済するので、直近の元金についてくる予定だった利息を払わなくてよくなります。そして下の図のように繰上げ返済した分の元金の期間を減らすことができます。
毎月の返済額は変わりません。
「返済額軽減型」とは
「返済額軽減型」は、繰上げ返済をする際に将来の返済額を減らす方法です。
残りの期間の元金に対して均等に繰り上げて返済をすることで、そこにかかってくる利息を払わなくてよくなります。そして、下の図のように将来の毎月の返済額が減ります。
返済の期間は短くなりません。
繰上げ返済のメリット
・総支払額が減る
・借金が減り心が軽くなる
・変動の場合将来の金利上昇のリスクが軽くなる
繰上げ返済のデメリット
・手元のキャッシュが減る
・早い時期だと住宅ローンの節税効果が減る
・団信を使用することになった場合繰上げ返済の意味がなくなる
まとめ
繰上げ返済にはメリットもデメリットもあるので、将来のリスク管理と現実的な将来の出費を考えて繰上げ返済をする方がいいかどうかしっかりと検討が必要ですね。
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