こんにちは。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、住宅ローンの借り換えができない人のお話です。
それは、団体信用生命保険(以下、団信)のことです。
住宅ローンを借り換えるときは団信も加入し直す
住宅ローンを借り換えるときには、団信もセットで加入し直します。
はじめて住宅ローンを組む時はまだ若い時期が多いので健康状態など気にせず進めていたかもしれませんが、借り換えるときは年を重ねて健康上の問題が出ていることもあるでしょう。
もし団信に通らない場合は、借り換えもできません。
過去に病気をしていても今健康なら大丈夫?
団信には、以下の告知義務があります。
・告知日より3ヶ月以内の治療や投薬例(風邪等は含まない)
・告知日より3年以内の手術や治療歴(高血圧症や糖尿病等、保険会社が指定する病気に限ります)
・現在の身体障害状態(手・足・指の欠損や言語・そしゃく機能の障害等)
該当項目がなければ問題なしですが、該当すると審査に時間もかかる上に、最悪は否決になるケースもあります。
がん団信や三大疾病特約に入れない年齢もある
せっかく、今の団信はがん団信や三大疾病など加入できているのに、新しい団信の審査をする際に年齢制限によりがん団信などは加入不可になるケースもあります。多くは50歳が一つのラインです。詳しくは金融機関に問合せしてみてください。
ネット銀行の一覧もご参照ください → “過去ブログ”団体信用生命保険比較
団信に通らなかったら借り換えることはできない?
万が一団信に通らなかった場合は「ワイド団信」というものがあります。
正式名称は「加入条件緩和割増保険料適用特約付団体信用生命保険」といって、引き受けの基準が緩和されるかわりに金利に+0.3%上乗せになるという保険です。
それにも通らなかったら諦めるしかない?
それでも通らない場合は住宅金融支援機構の商品「フラット35」という全期間固定の商品があります。こちらは、団信の加入義務がありませんので団信に通らなかった場合も利用できる住宅ローンになります。
※要注意!※
団信に加入しないということは住宅ローンを組んでいる方が万が一なくなった場合でもローンの返済は残りますので別で民間の掛け捨ての生命保険に加入して万が一の時はその保険を充てるなど組み立てが必要です!!!ご注意ください!!!
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