こんにちは。
厳しい暑さが続く中、沖縄県内では熱中症による死者が続出し、緊急搬送も増加傾向にあります。
特に、本島南部の南城市では、28歳の男性が室内で倒れ、熱中症による死亡が確認されました。
この事案を受けて、県は室内にいても積極的に熱中症対策を行うよう強く呼びかけています。
暑さ指数「WBGT」の重要性
熱中症のリスクを示す「暑さ指数(WBGT)」は、気温だけでなく湿度や日射量を考慮して計算されます。環境省は31以上を「危険」と分類し、警戒を呼び掛けています。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温調節が難しくなるため、暑さ指数が上がります。
各社の気象情報サイトやアプリで提供されている暑さ指数を活用し、熱中症リスクを把握するよう努めましょう。
葦簀(よしず)の効果と設置方法
葦簀(よしず)は、伝統的な日本の夏のアイテムであり、直射日光を遮ることで室内の温度上昇を防ぎます。
また、通気性が良いため風を通し、涼しい環境を保つのに役立ちます。
日射熱を外部で遮断することで、室内温度の上昇の影響を約80%軽減することができます。室内側で遮熱カーテンなどがんばっても30~40%の軽減と言われていますので、外部で遮断が好ましいですね。
葦簀(よしず)の設置方法
- 設置場所:窓の外側に葦簀を取り付け、日射を遮るようにします。南向きの窓に設置するのが効果的です。
- 素材選び:自然素材の葦簀は見た目も涼しげで、効果的に日射を遮ります。葦を使用した葦簀がおすすめです。
- 取り付け方法:南側の窓の外に立てかけましょう。
葦簀(よしず)と自然風の利用で涼しさアップ
葦簀を利用するだけでなく、自然風を取り入れることでさらに涼しさをアップさせることができます。特に朝晩の涼しい時間帯に窓を開けて風を通すと、室内の温度を効果的に下げることができます。
葦簀(よしず)に水をかけると風が冷たくなりさらに効果的です。
他にも自分でできる熱中症予防のための簡単な対策
- 涼しい環境を保つ:エアコンを適切に使用し、室温を快適に保つ。
- こまめな水分補給:のどが渇く前に定期的に水分を摂る。
- 塩分補給:汗で失われた塩分を補う。
- 衣服をゆるめる:体温を下げやすくするために、軽装で過ごす。
- 皮膚を濡らす:濡れたタオルやスプレーで皮膚を湿らせ、うちわや扇風機で風を当てる。
- 冷却アイテムの使用:氷やアイスパックを使って体を冷やす。
- 自然風の利用:窓を開けて自然風を取り入れることで室内の換気を促し、涼しさを保つ。
結論
熱中症は命に関わる深刻な問題です。葦簀(よしず)を活用して日射熱を遮り、自然風を取り入れて涼しい環境を作りましょう。エアコンの使用や水分補給も忘れず、WBGTによる暑さ指数を参考にしてリスク管理を行い、快適で安全な夏を過ごしましょう。
価格:17600円 |
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